私が外房に通い始めて15年が経つ。川津港の新勝丸に3回通しで乗船し、連続ノーバイトノーフィッシュだった。3回目で同船者が釣ったヒラマサを初めて見て、なんて綺麗な青い背中と黄色のラインをしているのだろうと、ヒラマサの美しさに感動した。4回目で2kgのヒラマサを初めてキャッチしたが、呆気なく上がってきたので、拍子抜けした。ヒラマサって、スゲー引くじゃないの?!そして、次に行った時にもヒット!最初は強引にグイグイ寄せてくるが、いとも簡単に反転され、凄い勢いで走り、ドラグが鳴った。どこまでも走っていく勢いだった。その音は高切れとともに消え、震える手でラインを結んだ。ヒラマサってスゲーと思った。またヒット!ドラグが鳴って、おいおい、どこまで走って行くんだ!?お願いだから、止まってくれと思った。今度の魚は止まってくれた。3.8kgの顔が小さく、体高のあるカッコいいヒラマサだった。今までで一番美味しく感じさせてくれたヒラマサ、一生忘れることはないだろう。この頃はジギングで狙うしかなかった。外房ヒラマサの10kgオーバーなんて、夢のまた夢だった。

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1月15日、千葉県大原港の山正丸に乗船。鳥山の中でジグをキャスト。サミングして落としていると、中層でラインが加速していく!すぐにベールを返すとロッドがグンッと入り、ヒット。運が良い!ドラグが鳴る。きっとヒラマサだろう。グングンと首を振る。小さくはない。そして、勢いよく30m以上走られた。水深20mもないシャロー、地形もフラットではない。しかし、相手が大きくて、主導権は握れない。なるべく怒らせないように優しくファイトするしかない。底まで確実に到達している。ヒヤヒヤである。根擦れでやられると思ったが、運良く根には行かなかった。船の近くまで寄せてくるが、また反転して走って行った。やっぱりデカイ!また振り出しに戻った。ゆっくり優しく浮かせてくるが、船の近くで、嫌がって、なかなか浮かせられない。魚が回って、へばっているのがわかった。スペンサー64Mを曲げていると徐々に浮いてきて、無事に船長のネットに入った。
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外房では、ジグでの10kgオーバーのヒラマサを釣ったことがなかった。ジグで外房ヒラマサの10kgオーバーを釣るという夢が15年目でやっと叶った。
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ロッド パッションズ スペンサー64M
リール ステラSW8000P
ジグ  パッションズ 大福ジグ100gプロト